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自己満足の果てに・・・

オリジナルマンガや小説による、形状変化(食品化・平面化など)やソフトカニバリズムを主とした、創作サイトです。

2014年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年08月

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近況報告

先々月、ペパー様より頂いたアドバイスを元に、浦風ちゃん入隊。
その後、同海域で巻雲ちゃん浜風ちゃん入隊。大型建造で、まるゆちゃん入隊。
まぁ、なんとか新たな娘たちが入隊してくれてはいるが、この海域での本命、大鯨ちゃん
大型建造での本命、大和様がなかなか入隊してくれない・・・orz
彼女たちに出会えるのはいつの日か? 
そんな、恋する乙女のような… るりょうりに です。

こんにちわ!


まず、今月の「妖魔狩人 若三毛凛 if 第15話」はお休みいたします
現在、やっと執筆に入った状態です。
来月中期くらいを目処に仕上げていきます。

申し訳ありません。

…ということで、今回は特別企画。

MT様の書かれた外伝を掲載させて頂きます! ヽ(=´▽`=)ノ

なんと、この作品も「if」のタイトルらしく、分岐点が存在します!!

good end か bad endか!?

それにしてもMTさんの作品って、独特の空気感があっていいですよね~♪
幻想的というか、どことなく『非日常』的な雰囲気があるんですよ。

これがいい!

この空気感、真似したくても真似できないんですよね。

そういうことで、外伝第二弾「凛、激怒する」を御覧ください。


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◯ リクエスト ◯

今回、ななし様からリクエストを頂きました。

妖魔狩人 若三毛凛 if 第12話「対決!独楽勝負 -後編-」の文中にあった、「涙目の独楽化凛」です!

涙目って久々に描くのですが、意識して描くと意外に難しいwww

今回、二種類「通常涙目」と「ギャグ風涙目」の二種類描いてみました。
お好みに合うと嬉しいのですが。

独楽化凛・涙目01
独楽化凛・涙目02

あと、リクエストに関しては、基本的には受け付けます。

ただし、俺っちのワガママを了承して頂ける方のみに限らせていただきます。

たまに言っておりますが、改めてその「ワガママ」とは!

① 必ず描くとは約束できない。

② 順番も約束できません。

この二つです。

理由は、モチベーションの問題です。
ホント、モチベーションに左右されやすいんですよ。
だから、「これは描いてみたいな~」とモチベーションが上がれば、一気に描きあげたりするし・・・、逆に「なんか、気持ちが乗らないなぁ~」となれば、永遠に手を付けません。

そんなわけだから、約束できないんですよ。
あと、モチベーションが高いものから手をつけるので、順番もその時次第です。

ええ、何度も言いますが、ホント…ワガママです。

そのワガママを了承して頂ける方のみ、リクエストはお受けいたします。

あと、エロ系(性器描写)とか、キャラ設定が著しく異なってしまうもの(例えば、凛が好んで他人を状態変化させてしまうとか)。
この手は、最初から描く気はありません。

ご理解ください。



では、本日も閲覧、本当にありがとうございました。m(_ _)m

| 閲覧者様との交流 | 15:04 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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妖魔狩人 若三毛凛 if 公式外伝 02『凛、激怒する ―前編―』 作:MT様

「はあ…」
自室に帰ってきて、まず最初に出るのは、ため息だった。
普段は女子生徒として学校に通い、学業に精を出す。
しかし、もう一つの顔があるのだ。
妖魔狩人として、漆黒の衣装に身を包み、妖怪を退治する、それが彼女の、凛の日常だった。
毎日妖怪が出るということは、もちろんない。異変が起きるということも、事件が起きるということも、まずない。
しかし、それは気が付かない、明るみに出ないだけであって、実際には毎日、毎時間、毎秒起きているのだろう。近くでも、遠くでも。
凛はここの所、気が休まることがなかった。悪しき妖怪に加えて、今度は付喪神までもが、活性化してしまったのだ。彼女の周りには、異変だらけだった。
付喪神に関しては、彼女は少々トラウマになっていた。最初の最初に戦った付喪神が、凛にぬぐい難いトラウマを与えてしまったのだ。死傷者が出ず、無事に解決しただけでも儲けものかもしれないが、小さな胸の乙女の心に、結構なひびが入っていた。
もう何が起きてもいいようにと、凛は霊力を薄く、広範囲にまで張り巡らして、霊力の流れ、妖力の流れを感知しようとしていた。そのために、連日くたくたになっていた。
着替えようと、服に手をかけたところ、自分の部屋に違和感を覚え、きっとタンスをにらんだ。
いつもの制服から、別の衣装へと変わっていった。漆黒の衣装に弓を持つ、妖魔狩人としての凛だった。
弓を手に、恐る恐るタンスに近づき、思いっきりタンスを開けた。
「…あれ?」
タンスの中には、人形が一体、凛の荷物を足場にして、立っていた。
「お久しぶり!」
人形はにこにことしていた。凛は、その人形の顔を、衣装を見て、記憶を思い出していた。
かつて幼いころに、友達がプレゼントにと、くれたものだった。
「凛とそっくりちゃね♪」
当時は珍しかった、ゴシックロリータの衣装の人形は、凛にとっては物珍しいものだった。しかし、時がたち、整理のためにタンスに入れたまま、いずれ溜まった荷物に埋もれて、忘れ去られてしまっていた。
「あなた… 付喪神よね?」
弓を構えるのをやめて、凛は尋ねた。
「よくわかんない… でもね、私、あなたに会いたかったの!」
人形はぴょんと跳ねて、床へと降りた。見れば見るほど、懐かしい人形だった。
フリフリのついた帽子は、真っ赤な花のパーツが取れたので、ボンドで取り付けたのを、思い出していた。
「な、なんで私の部屋の、私の人形が、付喪神に…?」
凛は、考えていた。その原因を探ろうと、考えていた。
「ねえ、お願いがあるの…?」
人形が恐る恐る、顔をあげて、凛を見上げながら訪ねてきた。
「お外に出てみたいの… お願い!」
凛は悩んだ。この間のこともあったので、付喪神に対して及び腰になっていた。
だが、これではいつまでも解決しない。

凛は考えた。

①外に出す
②外に出さない

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『-後編-』へ続く。

そのまま、下のスレをご覧ください。

| 妖魔狩人 若三毛凛 if 外伝 | 12:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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妖魔狩人 若三毛凛 if 公式外伝 02『凛、激怒する ―後編―』 作:MT様


「いいわ、外に出してあげる」
凛は笑顔で、人形に語りかけた。
「ごめんね、しまいっぱなしで、忘れちゃって…」
凛はしゃがみこんで、人形の頭をなでた。
「本当!? ありがとう!」
ぴょこんと、人形は凛に抱き着いた。
「あ、あれ… 力が抜ける…?」
凛はへたり込み、そのまま意識が抜けていった。
だんだん広くなる天井と、大きくなっていく人形を目にし、凛は気絶した。
とことこと、道を歩く姿があった。
ゴシックロリータの衣装に帽子で、田園風景には不釣り合いの、謎の少女だった。
ロングスカートをふらふらさせて、喜びながら歩いていた。
「凛の気配が消えるなんて…! どこいったの!?」
横を、別の少女が走っていった。いつもは凛々しいのだろうけれど、血相を変えて走り去っているようだった。
ぴょこんと、少女の持つカバンから、人形が顔を出した。
「まさか、人形になっちゃうなんて…」
人形は妖魔狩人の格好をして、妖魔狩人の顔と形を、しっかりと模っていた。
まだわずかながらに霊力が残っているおかげで、自分の意思で動くことができて、しゃべることができた。
しかし、霊力の大半は、カバンを持った少女に吸収されてしまい、今ではその少女の妖力へと変換されてしまっている。
強大な妖力を持っていても気が付かれないのは、それを発散していないからである。
もしも発散していたなら、今頃残りの妖魔狩人に袋叩きにされているか、はたまた妖怪にスカウトされているだろう。
少女は歩き、自然を、街を、人をじっくりと眺めた。
目に入るものすべてが新鮮で、美しいものだった。
小学校の前にたどり着いて、少女は面白そうなので、入っていった。
もう下校時間を過ぎて、生徒は全くいなかった。
「せんせー さようならー」
女の子が二人、ぺこりとして玄関から出て行った。
学校の水槽などの飼育をする委員会に入っており、当番だったのだ。
「あ、かわいい~!」
少女は手を開き、その女の子二人に向けた。
ぱっ
女の子二人が、消えてしまった。
地面には、その代りに人形が二つ落ちており、笑顔を見せていた。
「ちょっと! なにしてるのよ!?」
凛人形が怒ったものの、何の解決にもならなかった。
人形二つはふわふわと浮きながら、少女の手元へとやってきた。
「いやあ、かわいいから、つい…?」
人形二つを頬ずりすると、カバンへ突っ込んでしまった。
カバンから上半身を出した凛人形は、ぽこぽこ脇腹を叩いて訴え、さらに突っ込まれた人形を、カバンから落ちないようにと位置を変えていた。
校舎から、メガネの女性が出てきて、ゴシックロリータの不審者に気が付いた。
しかし、その不審者が、記憶にある子供そのものだったので、思わず駆け寄っていった。
「あら~ 凛さん! お久しぶりね~」
ぱっ
そんな女性も、もうすでにいなかった。
代わりにあった人形は、メガネのパーツが特徴的だった。
それはふわーっと、やってきて、頬ずりされた後に、カバンに突っ込まれた。
「先生… ごめんなさい…」
凛は、メガネの女性のことを、よく覚えていた。去年までお世話になった教師の一人だったのだ。
新たな人形3つは、霊力がないためにしゃべることも動くことも、なかった。代わりに少女の妖力が、少しずつ体内に残留していることを、今の凛人形は見抜けなかった。
その後、異変を察知した音楽教師が飛び出てきたものの、今ではよく似た人形が、カバンの中に入ることになる。
それからは、道行く人を見定めて、かわいいかどうかを確認していた。
かわいければ、姿を消して、かわいくなければ、そのままだった。
いたるところに妖力の痕跡を残したために、異変を察知した妖魔狩人の片割れがいたるところに駆け付けるものの、一向に発見できず、へとへとになっていた。
やがて夜になり、少女は元いた家に、凛の家にやってきた。
カバンは人形がいっぱい入っており、いろいろな格好をしていた。
詰め込まれたおかげで、身動きが取れなくなった凛人形は、カバンにしがみついているだけだった。まるでアクセサリーのようだった。
凛の部屋について、カバンを置き、凛人形を取った。
「本当はね、着せ替えたりして遊んであげたかったの… でもね、他にお洋服ないから、我慢する」
少女は少々物足りないながらに、それなりに満たされたようだった。
「楽しかったよ! ありがとう!」
少女は光を放ち、みるみると縮んでいった。それに対応するかのように、凛人形は大きくなっていった。
ぽとっ
人形が一体、落ちていた。それだけだった。
人形から抜けきった妖力は、凛の部屋から飛び出して、いたるところへと散って行った。
それに合わせて、人形たちはみな元の姿に戻っていった。
「ちょ、ちょっと! どうするのこれ!?」
凛の部屋は、数十人が雑魚寝しており、ぎゅうぎゅうになっていた。
その後、ようやくそろった妖魔狩人二人で、人間たちを街へと放流することとなった。
今回のことで、凛が周囲に張っていた霊力が、付喪神から発せられた妖力が、新たな悲劇と事件を生むことになることを、そして被害者を始め、街の人間たちに妖力が残留していたり、霊力が宿っていたりすることに気が付くようになるのは、また別のことなのだ。
凛は、棚の上に人形を飾り、今日も元気に登校していった。

Good End

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| 妖魔狩人 若三毛凛 if 外伝 | 11:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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