2016.12.25 Sun
ターディグラダ・ガール第三話 あとがき
『はじめに』でも書きましたが、今回は……「ぐるぐる目フェチの、ぐるぐる目フェチによる、ぐるぐる目フェチのための作品」となりました。
今更ながらかも知れませんが、私は『ぐるぐる目フェチ』です。
状態変化フェチよりも経歴(?)は長いし、強いて言うなら……若干少しだけ、想いも強いかもしれません。
ただ、今まで表立ってあまり言わなかったのは、以前の平面化(状態変化)のときと同じで、「こんな性癖、日本中探してもオレだけだろうな……」という思いから、口にしなかった。できなかったということです。
元々子供の頃、『ひみつのアッコちゃん(一期)』の第一話。森山先生という美人の先生に変身したアッコが、土管に入ったところを野良猫にどつき回されて、目を回しながらヘロヘロになって出て来るシーンが、子供心に凄い衝撃を与えてくれました。
それとほぼ同じ時期。(リアルタイムで見たのか、再放送でみたのかわからないので、どちらが先かは覚えていない)
これは私の定番作品、『ゲゲゲの鬼太郎(二期)』で、火車に魂を交換させられた上に戦闘に負けた鬼太郎。目玉の親父やネズミ男に救い出された魂が、ぐるぐると目を回していた姿に、やはり衝撃。
この二つが、子どもの私に『ぐるぐる目』という、世間ではあまり表に出てこない性癖を与えてくれたというわけです。
ちなみによく考えれば、状態変化との共通点は、カッコよかったり、綺麗だったり、可愛かったりするキャラクターが、状態変化や目を回すことで、本来とはかけ離れた情けない状態(表情)になっているところに、ギャップ萌えがあるんじゃないかと思っております。
ですが、最初に言ったとおり、「こんな性癖、日本中でオレ一人だけだろう!」と思っていたので、リアルではもちろん、ネットを始めてからでも口にはしませんでした。
ただ、その片鱗だけは見せておりました。(笑)
というのは、私はこの『自己満足の果てに…』というサイトを開設する前は、『RPGツクール』というRPGを自分で作れるというソフト用の『グラフィック素材無料配布サイト』をやっておりました。
主に、『フィールド用歩行キャラ』『会話用顔グラフィック』『敵キャラクターグラフィック』『2003用バトルキャラ』といった、キャラ素材がメインでしたね。
RPGツクール用のキャラ素材というものを、ご存知の方は多いとは思いますが、知らない方のために、一人のキャラを載せてみますね。
『2000、2003用フィールド歩行キャラ』
『2000、2003用 会話用顔グラフィック』
『2003用敵キャラ用グラフィック』
『2003用バトルキャラ素材(の一部)』
要は、こんな素材を作って無料配布していたんですね。
で、実はここで密かに(?)、自身の『ぐるぐる目』という性癖をアピールしていたところがあります。(笑)
まずは、顔グラフィック。実は私が作成配布した顔グラフィックは、女性キャラには全て『ぐるぐる目』を混入させていました!(笑)
まぁ、これは他の素材提供者さんもやっておられたので(その人がぐるぐる目フェチかは、知らんw)、別に珍しくもないですが。
ただ、2003用バトル素材。元々RPGツクール2003って、2000の戦闘システムを変化させたものだったんですが、意外にもシステムにバグが発生しやすいという情報があったこと。そして、このバトルグラフィックを作るのが、異常なほど面倒なので素材配布者が少なかったということ。
それらで、人気がイマイチってところもありました。
ですので、この素材を作って配布しているだけでも当時は重宝がられたところもありました。
んで、話を戻すと、お気づきの通り、目を回してヘロヘロになっている状態がありますよね!?
デフォルトはもちろん、素材製作者が作ったものでも、このバトル素材で『ぐるぐる目』を作った人間は、おそらく『私だけ!』だと思います。
ヽ(`▽´)/
それほど、ひっそりと……それでいて、自分でもよくやった!と思える程、ぐるぐる目に拘っておりました。
もちろんこのサイトでも、『みらくるわーるど!エンジェル』第一回目から、ミオが潰されてぐるぐる目になっております!(笑)
とにかく、出せる範囲でぐるぐる目をアピールしていたというわけですね。今だから言えるけど……(笑)
そんな私が、表立って「ぐるぐる目フェチ」だと言えるようになったのは、『女の子のぐるぐる目』という画像掲示板を知ってから。
この時は、本当に驚きました。
「やっぱりいたんだ!? オレの他にも、ぐるぐる目フェチが……!?」
その日から、その掲示板に通うようになりましたよ。(笑)
その他にも、pixivで長年ぐるぐる目をメインとして、イラスト投稿されていらっしゃる方もおられますよね。もちろん、マイピクになっていただいてますが。
そんな訳で、こうしてこのサイトでも、ぐるぐる目フェチだということを口に出して言えるようになったわけです。
そうしたら、このサイトでも「私もぐるぐる目が好きです」と言ってくださる方が、少しずつ増えだして。
だから、今回はそんな方々に喜んでいただこうと思って作った話なんです!
もっとも、話のベースである、蚊取線香を回して目を回させるというアイデアも、そんな閲覧者様から頂いたものです!
というわけで、長い長い前置きとなりましたが、今回の話の経緯について述べさせていただきました。m(_ _)m
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さて今回の第三話、いかがだったでしょうか?
ここからは物語の展開について、少し述べていこうと思っております。
今回登場した新キャラクター、西東瀾と中田素子。 前回の藤本未希に続いて計三人のキャラがCCSに入りました。
CCSにおいてしばらくは、この三人を含めたメンバーで進めていこうと思っております。
ちなみにこの三人の名。察しのいい方は、わかりますよね?(わかる方は、おそらく……オッサン、オバサンと呼ばれる年齢のはずw)
そして、グーラと彼女がマスターと崇める人物が、『パーピーヤス』と呼ばれる組織を作っていることもわかりました。
この組織の狙いは、少しずつ明かしていこうと考えております。
あと、今回も四人の女の子が犠牲になりましたが、このターディグラダ・ガールという作品。 その場限りのモブキャラに名前とデザインを作って。
最近、それだけで終わらせるのは、勿体無いな~という気もしてきました。
だから、『ターディグラダ・ガールのif(仮題)』とかという感じで、もし……この子があの話で死んでいなかったら、他所でこんな目に合ってしまっていたかも!?っていうパラレル外伝を作ってみてもいいかな? とも思っております。
ですが、今の現状では、そこまで作品を広げるのは難しいかも……。
もし、死んでしまったキャラの中でお気に入りの子がいて、その子を使って創作をしたいと思われる方がいらっしゃったら?
(名前や世界観を継承しなくても良い。まるっきり、オリジナルキャラクター扱いでも結構です)
ご連絡いただければ、キャラグラフィックをお貸ししてもいいですよ。
とにかく、これっきりにしておくのも勿体無いので(笑)
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さて次回ですが、公開予定は全然わかりません。
一部の方にはお話しておりますが、今の私のリアル現状は、思いっきり大ピンチを迎えております。
一生に一回あるか…ないかと思えるピンチ。(逆に半数以上の方々には、縁のないピンチとも言える)
実はこのピンチ。三年程前にもありましたが、その時はなんとか乗り越えること(?)が出来ました。
ですが今回は、とても乗り越えられそうにありません。ていうか、もう……やれることはやったな。という気がして、モチベーションが無い。
だから、諦めて大ピンチを受け入れなければなりません。本当はすぐにでも、それに対応しなければいけないのですが、やはり怖くて先送りにしております。
でも、今月……来月始めには決断しなければ。
本当なら創作も一旦休止するべきなんでしょうけど、今……これ止めたら、心の拠り所が女房だけになってしまう。
それは女房にも負担が大きいし、自分でも望むことではないので、少しずつでも続けていこうとは思っております。
うん。だから、やれるところまではやってみるつもりです。
そんな訳ですので、期待せずにのんびりお待ちください。
では、多分次は、近況報告等で~。(^_^)/~
閲覧、ありがとうございました。
| あとがき | 15:46 | comments:22 | trackbacks:0 | TOP↑
更新お疲れ様です。
年内はないかとも思いましたが、ギリギリクリスマスにも間に合いましたね。
挿絵が多い、ということでしたが、まさか一部動画になっているとは、予想だにしませんでした。
まさしくるりょうりにさんの大好きな「ぐるぐる目」ないしは「グルグル目」を前面に押し出した作品であり、内容だったと思います。
シルエットから蚊だろうと予想しており、そして犠牲者はミイラ化だろうと思っておりましたが、蚊の天敵とも言える「蚊取り線香」を応用した「人間取り線香」、しかも回転させることで視覚的効果も高まるという、大胆な発想だったと思います。
蚊の好みの臭いが使われていて、それが人間が嫌う臭いだというのも、納得するものでした。
誰が犠牲になるのか、というのもほぼ全滅というむごたらしさ、状態変化ではないですが尻を突き出したまま体液を吸われつくした、というのもまた、そそるアングルで仕上がっていたと思います。
タイトルの6つの星の意味もよく分かりました、こうして6人が巨悪と戦う、ということでしょうかね。
かつて大人気だった有名アイドルグループ「キャンディー○」とそのメンバーの名前が振られていたり、「チョーリキショーライ」などの「イナズマ○」のパロディー、そしてアースキラーと殺虫剤をもじったネーミングとそれに対する「エースキラ○」へのつなぎと、特撮などのネタも散りばめられていて、そっち方面でも楽しめました。
ターディクラダガール、今回は本当にいいところがなかったですね、即リタイアしてそのままというのが、哀愁を漂わせます。
今回犠牲となった3人、そして前に犠牲になった方々なんかをifで使ってよい、ということなので、私も手を上げてみましょうかね。
今回もとても楽しかったです、今までのシリーズとは違った魅力がありますね。
次回も楽しみにしております、いろいろと大変なようですので、創作は自分のペースでのんびりと、そして自己満足できるくらいにやってもらいたいものです。
ありがとうございました。
| MT | 2016/12/26 00:16 | URL | ≫ EDIT