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自己満足の果てに・・・

オリジナルマンガや小説による、形状変化(食品化・平面化など)やソフトカニバリズムを主とした、創作サイトです。

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STG16 レイカ物語-前編-

STG15[共闘]も終了していないのに、なぜ…16と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
今回のSTG16[レイカ物語]は、当サイトでも常連である、結城利也様から頂いたSSです。
本来、結城様本人としてはサイドストーリーとして書いてくださったのですが、レイカのヒストリーとして正式に決定付けしても良いほどの内容でしたので、無理を言って本編扱いにさせていただきました。
ですから、今回のSSは…一つの二次創作作品としてでなく、オリジナルの[みら!エン]物語と思っていただいて結構です。
本作に登場する狂気の工学者レイカが、いったいどのようにしてラビス一味に加わったのか?
彼女の真の目的は何なのか?
この作品で明らかにされます。


3月

高校の卒業式
私茶和麗華は機械工学で有名な工業高校を卒業する
進路は既に決まっている
有名な国立大学の工学部機械情報工学科へと進路が決まっている
進路担当の先生は「我が校の自慢だよ。」と校長共々言っていた
やはり、先生と言う生き物は好きになれないよね
同級生もそうだ
私を、異物としか見ていないんだ
所詮均等な人間。私みたいな人間は、理解出来ない存在なのよ

4月

大学に行っても、変わらなかった
入学して直ぐに研究室に入り、夢で有った人型ロボットの製作へと入る
私の研究に教授は「私の研究室の誇りにしたい。」と言っていた
勝手にして欲しい。私は私のしたい事をしているだけなのに

入学してから3ヶ月
この頃から私の中に何か黒い物が現れると同時に、私の回りから人が消えた
教授でさえ今の私に近づかない

深夜

レイカの自宅の1室

「う、う~ん。あれ、ここは?」
「アラアラ、もう目が覚めたんですか~っ?久住瑠夏さん。」
「その声、茶和さん!私をどうする気なの?」
瑠夏の言葉に口を開くレイカ
「ちょっとした実験ですよ。安全は保障しませんけど♪」
笑いながらそう言い放つレイカ
そのまま注射器を持ち瑠夏に近づくレイカ
「嫌、やめて。やめてぇぇぇぇぇ!!!」
レイカSS01


3日後

大学

―ねぇ聞いた?久住さんが死体で発見された事―
―知ってる知ってる。でも奇妙なんでしょう?―
―そうそう。体の一部が機械になっているなんてね―
―もしかして今回の一軒、噂の茶和さんの所為じゃ?―
―嫌だぁ―

そんな噂話が大学内で広がるには、さほど時間が要らなかった
「茶和くん。少し良いかね?」
教授に呼ばれ事務室に赴く麗華

「教授、お話とは何ですかぁ? 私は少しでも長く研究・開発をしたいんですよぉ。」
「それなんだが、もう学内ではやめてくれないか?その変わり良い場所を見つけてある。
機材等の手配もする。どうかね?」
教授の言葉に口を開く麗華
「解りました。お受けします。」
「そうか。すまないな。」
「いえいえ、心配の種が消えてすっきりでしょう。」

それから1週間後

レイカは一人山奥の洋館へとやってきていた
そこには手配していた機材等が搬入されておりレイカは直ぐにでも研究に入った

レイカが山奥の洋館に来てから1か月が経ったある日
「…地下?」
ふと地下への階段に気付き探索をしてみる事にしたレイカ
階段を降りしばらく歩くと部屋へと出る
その部屋を見て絶句するレイカ
その部屋は壁一面に何やら文字が書かれ部屋の中心にある石棺を中心に魔方陣が描かれていた
レイカSS02


「うわぁ~っ、何…これ?」
思わず出るその一言
―そなた、誰じゃ?―
ふと声が聞こえ辺りを見回すレイカ
―そなたは、誰じゃ?―
「…わ、私はレイカ。茶和麗華。それより、貴女こそ誰なのかな?」
レイカの呼びかけに間を置き答えが返ってくる
―我が名はラビス。ワラワを見つけたソナタに願いがある―
「ね、願い? あらま…何なのかしら?」
レイカの問いに間を置き返答するラビス
―ワラワを、復活させて貰えぬか?―

後編へ続く



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後編は、明日公開させていただきます。

| 闇の錬金術師編・激闘 | 01:25 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

アップ乙です

来たよ来たよ来ましたよ!
レイカ前編アップお疲れ様です。
色々と有りましたが感謝です
後編のアップも楽しみにお待ちしてます

では~

| 結城@携帯 | 2007/09/16 08:15 | URL | ≫ EDIT















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