2018.11.03 Sat
ターディグラダ・ガール 第九話 あとがき
では、第9話のあとがきです。
今回の物語は、前回捕らわれたターディグラダ・ガール…明日香の奪還です。
そもそも明日香を捕らえた目的は、遺伝子工学が専門である死神教授が、業界である種の都市伝説となっている、橘東平が行った…人体を使った初のLMO(遺伝子改良生物)実験。
その実験体となったと思われる、明日香の身体を研究するため。
結果的に明日香の秘密であった、激しい戦闘やステータス異常変化に耐えられ、負担の大きい強化服を着用して長時間活動できることなど。
そういったLMOとしての特性が、暴かれてしまったというわけです。
問題は、その秘密を知った死神教授は、一体何を企んでいるのでしょうか?
それは、また10話にて。
(ここだけ読むと、レイカより死神教授の方が、敵組織のボスみたいに感じるw)
來愛女子大付属の天文学部5人組。
今回、他の作品から再登場したわけですが、ご記憶にありましたでしょうか?(MTさんは予告の段階で気づいておられましたが)
この子たちが登場したのもそれなりの理由がありまして。
元々この子たちは、妖魔狩人でその場限りのモブ被害者キャラとして登場させた子たちです。
そのため個々の設定やキャラデザインなどマトモに作っていませんでした。
なのに……。
今年、とある閲覧者様より「5人のプロフィールが見たい」という希望コメントを頂きました。
ですが上記の通り、設定もキャラデザインもマトモに作っていないキャラたち。プロフィールを作るには、ある程度しっかりした設定と、デザインを描かなければいけないわけですね。
そこでせっかく作るなら、新しい話に登場させてしまおう!という運びとなりました。
ちょっと予想以上に大変な作業になりましたが、新たにリメイクして作るデザインは、結構楽しい作業でもありました。
ポーズも出来る限り当時と同じ形にしましたので、絵柄の違いを楽しんでいただければ、なによりです。
尚、肝心なプロフィール設定は、後日…姉妹サイトである『るりょうりに』で公開いたします。
以前の改造生物……、再登場について。
これも、前回の生存報告などでお話した通り、実は予定変更しての登場となりました。
当初の予定では、別の二体の新型マシンレムが登場し、そいつらが暴れまわるという内容でした。
しかし、天文学部の5人を変化させていく上で、なんとなく納得できない流れとなってしまったため、本文そのものを書き直し。
そこで、過去ターディグラダ・ガールに倒された改造生物たちを登場させよう。こいつ等なら、色々応用が効くし、なにより…特撮でよくある『再生怪人』みたいで、いいかもしれない。
それに、今回…他作品からの再登場となった『ブラックマリア』の強さをわかりやすく表現するには、過去に登場した敵のほうが比較しやすいし。
そういった理由で、奴ら三匹も再登場となりました。
被害に遭う女の子たちは、その内容に合わせてイラストを作成しておりますが、西東欄だけは野郎だったため、描いておりません。(笑)
ちなみにブラックマリア。
みら!エンに登場していた頃より、更に渋くなってますw
まぁ、こんなところが今回の物語の経緯ですね。
次回は、物語終了間際で狙われた自衛隊はどうなるのか?
死神教授は一体何を企んでいるのか?
そんな所がメインになると思います。
もっとも、行き当たりバッタリで内容を変更する可能性も大ですが。(;^_^A
では、ここまで読んで頂き、ありがとうございました。<(_ _)>
| あとがき | 11:33 | comments:26 | trackbacks:0 | TOP↑
更新お疲れ様です。
今回も手に汗握る波乱の展開で、読んでいて面白かったです。
以前も登場した來愛女子大付属の天文学部5人組、リメイクされていてどの子もかわいらしかったです。
前回は何とか助かりましたが、今回は残念ながら助かりませんでしたね。
縦平面化、平面化、アイス化、ミイラ化と、いずれもかわいらしさが相まって、とてもよかったです。
個々人のプロフィールも気になりますね、if作るにあたって。
そして部長の出番は来るのでしょうか、こちらも楽しみです。
再生怪人ネタ、いつかは使ってくるとは思っていましたが、ここでやってきましたね。
ランマー、アイスクリーマー、アースキラー、いずれも説明不要な能力の持ち主たちで、今回も暴れまわっていて見ていて楽しかったです。
何気に今回、挿絵付きの被害者数は過去最多ではないでしょうか。
個人的には、やはりアイスクリーマーが好みでした。
今後もネタに困ったら再生怪人を利用するのも、ありかもしれませんね。
ブラックマリア、やっと名前と顔の登場ですね。
相変わらずかわいい声の持ち主ですが、以前よりもサバサバしたというか、かっこよくなりましたね。
再生怪人を物ともせず蹴散らす勇姿、やはり強い彼女はこうでなくては、と。
新たに数を揃えたパーピーガール達、それからハイパーオークの群れと、今回は大規模な作戦もあって、パーピーヤスという組織がだんだんと大きくなりつつあるのが、よく伝わってきました。
最後の死神教授、謎のキメラと、次回もとても楽しみになりそうですね。
今回もとても面白かったです。
再生怪人ネタ、組織の事情、犠牲者の数々、いずれもボリューミーでお腹いっぱいになりました。
とてもよい9話だったと思います。
次回もとっても楽しみになりました。
お疲れ様でした。
| MT | 2018/11/03 17:23 | URL | ≫ EDIT