2007.10.28 Sun
仮面ライダー THE NEXTを見てきました♪
こんばんわ、るりょうりにです。
ご存知の方も多いとは思いますが、私は古い特撮物のファンで、特に仮面ライダー(昭和シリーズ)は、もう~っ♪
そういう訳で、先日より劇場放映が開始された…仮面ライダー THE NEXTを見に行ってきました。
この仮面ライダー THE NEXTは、1号2号ライダーを主人公に原作をベースに作られ、2005年に劇場公開された、仮面ライダー THE FIRSTの続編です。
今日は、この仮面ライダー THE NEXTの話を行なっていきたいと思っております。
先日公開した 幻のボツマンガ ミオ・プリンの続きは、明日予定しております。
ですので、興味の無い方は…残念ですが、また後日ご来訪をお待ちしております(^^
また、ぶっちゃけ…ネタバレ話や核心に迫る話もしていくつもりなので、ソレが困る方も…ここでご遠慮頂いた方がいいかもしれません。
ここから先は、興味のある方のみ…お進みください。
ご存知の方も多いとは思いますが、私は古い特撮物のファンで、特に仮面ライダー(昭和シリーズ)は、もう~っ♪
そういう訳で、先日より劇場放映が開始された…仮面ライダー THE NEXTを見に行ってきました。
この仮面ライダー THE NEXTは、1号2号ライダーを主人公に原作をベースに作られ、2005年に劇場公開された、仮面ライダー THE FIRSTの続編です。
今日は、この仮面ライダー THE NEXTの話を行なっていきたいと思っております。
先日公開した 幻のボツマンガ ミオ・プリンの続きは、明日予定しております。
ですので、興味の無い方は…残念ですが、また後日ご来訪をお待ちしております(^^
また、ぶっちゃけ…ネタバレ話や核心に迫る話もしていくつもりなので、ソレが困る方も…ここでご遠慮頂いた方がいいかもしれません。
ここから先は、興味のある方のみ…お進みください。
さてさて、まずは…キャラクターの話から入りたいと思います。
主人公は前作同様、仮面ライダー1号=本郷猛(黄川田将也)。
前作以上にバカが付く位、クソ真面目でお人好しw
ショッカーを裏切ってから2年後の話になっておりますが、現在彼は高校で化学の教師を行なっております。
そして…そのお人好しの性格から、ヒロイン菊間琴美(石田未来)と結びつけ、物語の核心へ進んでいくわけですが、この…黄川田本郷、私個人としては好きですねww
TVオリジナルの本郷猛(藤岡弘、)は、冷静な反面…ムチャクチャ熱いキャラでしたよねw
黄川田さんが演じる本郷は、今風と言ったらオヤジ臭い言い方なのかも知れませんが、あの…のほほーんとしたお人好しさは、なんか微笑ましいw
(ただ…相変わらず前作同様、ストーカー癖があるんじゃない?w)
次に仮面ライダー2号=一文字隼人(高野八誠)。
本郷同様にショッカーを裏切って2年。
しかし彼は、リジェクションによる苦痛から、享楽的な日々を過ごしている。
前作をご覧になった方はご存知ですが、当時作られた改造人間は、定期的に血液交換をしないと肉体が崩壊する拒否反応(リジェクション)というのがあるのです。
本郷は、そのリジェクションが無い…唯一の成功例だったのですが、一文字には当然このリジェクションがあり、そしてショッカーを裏切ったために血液交換が行なえないため、いつ肉体が崩壊してもおかしくない状態。
(前作では、とても2年も持ちこたえるような設定とは思えませんでしたがw)
「辛いもんだな・・・なかなか死ねないというのも。」
今回の一文字は、嫌味でキザな前作とは違い、生と死の狭間をもっとも感じ取らせる…重い雰囲気を持ったキャラとして描かれておりますね。
前作のTHE FIRSTでは、本郷猛を通し…改造人間の精神的な苦しみを表現し、今作THE NEXTでは一文字を通し…肉体的な苦しみを表現しているように感じ取れます。
今まで多くのライダーシリーズが作られてきましたが、ここまで…非人間である苦しさを前面に出した作品は、数少ないのでは無いでしょうか。
そういった意味でも、私はこのシリーズの深さを感じ取れ、気に入っております。
そして、第3の改造人間。
仮面ライダーV3=風見志郎(加藤和樹)。
TVオリジナルでは、victoryという意味で名づけられておりましたが、今作では…Version 3という意味らしいですね。
つまり…ホッパー型改造人間Ver3ということらしいです。
(…という事は、TVシリーズとは違い、トンボがモチーフでは無いんだw)
ある日突然手に入れた“力”に酔いしれている男。
元々IT業界の社長という設定のため、優れた能力を重視するという性格は良く合っていると思います。
しかし、ショッカーの計画によって多くの部下が殺されたり、自分の妹に不可解な噂が流れているのに平然としているというのは、どうかと(笑。
もっとも、ヒロイン…琴美の言葉で、少しずつ人らしさを取り戻していき、ショッカーと戦う事になるが。
ヒロイン・菊間琴美(石田未来)
本郷猛が勤務する高校の生徒で、風見志郎の妹…アイドルChiharuの親友。
短髪、小柄でボーイッシュ。
えっと…それだけ言ったら、うちのミオみたい(爆
でも、言葉遣いが完全に男口調なのが、残念<個人的にw<役的にはいいと思うw
連絡が取れなくなった親友Chiharuの動向を探るっているうちに奇怪な事件にまきこまれていく。
今作は、ホラー要素も高いため、純粋にホラー映画としてみれば、おそらく彼女が主人公ですね。そういうポジションです。
アイドル Chiharu=風見ちはる(森絵梨佳)。
人気絶頂のアイドル歌手。だが…新曲を聞いたものは不可解な死を遂げるという、都市伝説めいた噂が流れ、また…彼女自身にも謎があるという設定。
ネタバレだが、本物のChiharuは同じ事務所の同期達にその人気を怨まれ、事故に遭い…芸能活動ができないような醜い姿になってしまう。
そのため、自身に失望し…自殺をする。(実際はそれだけでなく、ショッカーの実験の犠牲にもなっており、怪人として生きている)
自殺を隠蔽する事務所は、その同期の者たちに整形を施し…Chiharuとして活動をさせていくが、彼女らも…謎の不可解な死を遂げる。
ぶっちゃけ…ホラー映画で言えば、貞●のようなポジション(爆
でも、包帯女はマジで怖かった。
ホラー要素があることは知ってはいたけど、見ている最中…何度ドキッ!!としたかw
メインキャラはこういった感じでしょうか。
ストーリーは、本郷猛がショッカーを裏切ってから2年。
彼は城南大学付属高校で教師を務めていた。
同時期、世間では人気絶頂のアイドル Chiharuが出した新曲を聴いた物は、顔中を切り刻まれ死亡するという、都市伝説のような噂が流れていた。
本郷が受け持つクラスの生徒、菊間琴美は連絡の取れなくなった親友Chiharuの動向を調べるため、独自に行動していたが、噂の死亡事故に関わったことや、仮面の戦士に変身し、ショッカーと戦う…本郷猛を目撃した事もあり、行動を共にするようになる。
本郷と共にChiharuの兄…風見志郎の元を訪れる。
しかし、風見もショッカーの改造人間、ホッパー型改造人間Ver3・V3であった。
妹の安否を考えず、自身の力に酔いしれている風見に、琴美は罵声を浴びせる。
V3と…本郷と同タイプの6人のホッパー型改造人間(ショッカーライダー)に襲われる本郷。
そんな本郷の危機を救ったのは、リジェクションで苦しむ…もう一人のホッパー型改造人間・仮面ライダー2号=一文字隼人であった。
Chiharuを追っているうちに、現在活動しているChiharuが偽者である事。
そして…ナノロボットを利用した、人類改造計画を企てているショッカーの野望を知る本郷と琴美。
リジェクションに苦しむ一文字を気遣い、たった一人でショッカーの計画を潰そうとする本郷。
プロダクションの同期の娘たちによって自殺を計ったChiharu。そして…その復讐めいた思念が生んだ、包帯女(クラゲ型改造人間になって生きているChiharuの思念でもある)が起こす、数々の殺人事件を食い止めようとする琴美。
ここからは、クライマックス!!
完璧にネタバレだ!!
警告しておくぞw
ショッカーの計画を潰すために、ただ一人立ち向かった仮面ライダー1号。
その前に立ちはだかるのは、ナノロボットによる改造によって生まれた…新型改造人間、シザースジャガー。チェーンソーリザード。そして…6人のショッカーライダー。
6人のショッカーライダーは、本郷と同性能。
シザースジャガーとチェーンソーリザードは、己の腕を武器に変化させる(カタワクオンナか、シアみたいなものww)という能力を持っており、ハッキリ言って勝てる状況ではない。
でも、やっぱり…来た!!
前作でも美味しい所で登場!!
仮面ライダー2号=一文字隼人。
リジェクションで動くのもやっとのクセに、「俺は不死身だ。」
相変わらず、お約束的なキザが…カッコイイんだな。
いや、マヂに…病弱2号は…凄いぞ。
仮面越しに吐血するシーンがあるのだが、その悲壮な雰囲気が凄くいいのだ。
そんな一文字と共に戦い続けているからだろう、本郷の台詞には…もう友情とかを超えた、二人にしか通じ合えないような魅力がある。
(必要以上?に心配する本郷に対し、「男同士でキモイんだよ」と退ける一文字の姿には、なんか…クスッ!と笑いながらも、ジーンと来るものがある)
それでも、旧型改造人間の二人だけでは限界がある。
そこに真実を知り、そして…「誰かのために」と志をもったV3が救援に入る。
例のごとく、TVオリジナルをモチーフとした、決めポーズをする3人のライダーには、鳥肌が立つような興奮があるぞ!
ダブルライダーVSシザースジャガー。
V3 VS チェーンソーリザード。
そしてその間、Chiharuの全ての真実が明らかになっている。
このChiharuが絡むシーンは…完全にホラー。そして…この間の主役は、どうみても琴美w
同期の娘達によって、配電盤に激突…全身が醜く焼きただれたChiharu。
だが、彼女の悲劇はそれだけでは無く、実は風見と同様に、知らぬ間にナノロボットによる改造を受けていたのだ。
改造の影響+事故による火傷。
この二つの偶然が、彼女を醜く…恐ろしく、そして…哀しい怪物に変えていた。
ハッキリ言って、特殊メイクは…もう少しかな~?という感はある。
でも、あの姿は…結構来るものがあるぞ。
なんだかんだ言っても、正視するのは…辛かったな。
そして、その彼女も…琴美に自分を止めて欲しかった。
兄、志郎に自分を殺してもらいたかった。
この先はあえて言わないけど・・・、まぁ…3人のライダーは無事だし、続編があってもおかしくない終わり方。
ぶっちゃけ、ファンだけど…映画としての出来は、そこまで期待していなかったんですよ(爆
でも、予想以上に良かった。
特にホラー要素を強く出したというのは、これは正解だと思います。
でも…
個人的感想!!
(文句は受け付けないぞ。あくまでも個人感想だ!!)
アクション面は、痛みを感じさせるアクションという事で、前作より爽快感を無くしたと聞きます。
たしかに、痛々しいアクションで、ソレはソレで悪くないと思う。
でも、クライマックスは…やはり爽快感を出して欲しかったというのが本音。
映画を見ながら応援しているんですよ。ライダーを!
そして…口には出さないけど、心の中で…叫んでいるんですよ。技名をww
「V3~~っ、反転キィィィック!!」ってねw
だから、それだけに…ライダーらしい、爽快なアクションも残して欲しかったと思っております。
そして、もう一つ。
ホラー要素は、本当に良かった。
でも…あくまで要素であって、ホラーにしては不味いと思う。
どういうことかと言うと、不可解な殺人を起こしていたのは、Chiharuの思念が創りあげた包帯女でしょ?
コレだと、やっぱ…ホラー映画の設定なんだと思うんですよ。
ライダーは、SF系だけど…ファンタジーやホラーでは無い。
だから、強引でも…ムチャクチャでもいいから、理論的な設定にして欲しかったというのがあります。
ごめんなさい、もう一つあったww
V3。彼もナノロボットによる改造人間。つまり…シザースジャガーやチェーンソーリザードと同タイプの改造人間ですよね。
だったら、武器変形が無いと設定上おかしいのではないかと。
だから、もし…私だったらこういう設定にします。
改造人間は、前作のライダーやバット・そして今作のショッカーライダーまで、同タイプ。
Ver2。これがシザースジャガーなど、武器を変形させる機能をもった改造人間。
そして、Ver3。
ナノロボットにより、細胞単位で機能化された改造人間。V3. そして…Chiharu.
Chiharuの場合は、細胞のみの行動も可能で、偽のChiharuを演じていた同期の娘たちに付着し、彼女達と接した人間に、その細胞から具現化した包帯女が殺人を起こす。
私だったら、こういう設定にしたと思います。
まぁ…素人考えですけどねw
でも、ダメ出しみたいな事も言いましたが、見て良かった!!
それは、マヂで思っております。
そして、続編・・これも期待しております(爆
主人公は前作同様、仮面ライダー1号=本郷猛(黄川田将也)。
前作以上にバカが付く位、クソ真面目でお人好しw
ショッカーを裏切ってから2年後の話になっておりますが、現在彼は高校で化学の教師を行なっております。
そして…そのお人好しの性格から、ヒロイン菊間琴美(石田未来)と結びつけ、物語の核心へ進んでいくわけですが、この…黄川田本郷、私個人としては好きですねww
TVオリジナルの本郷猛(藤岡弘、)は、冷静な反面…ムチャクチャ熱いキャラでしたよねw
黄川田さんが演じる本郷は、今風と言ったらオヤジ臭い言い方なのかも知れませんが、あの…のほほーんとしたお人好しさは、なんか微笑ましいw
(ただ…相変わらず前作同様、ストーカー癖があるんじゃない?w)
次に仮面ライダー2号=一文字隼人(高野八誠)。
本郷同様にショッカーを裏切って2年。
しかし彼は、リジェクションによる苦痛から、享楽的な日々を過ごしている。
前作をご覧になった方はご存知ですが、当時作られた改造人間は、定期的に血液交換をしないと肉体が崩壊する拒否反応(リジェクション)というのがあるのです。
本郷は、そのリジェクションが無い…唯一の成功例だったのですが、一文字には当然このリジェクションがあり、そしてショッカーを裏切ったために血液交換が行なえないため、いつ肉体が崩壊してもおかしくない状態。
(前作では、とても2年も持ちこたえるような設定とは思えませんでしたがw)
「辛いもんだな・・・なかなか死ねないというのも。」
今回の一文字は、嫌味でキザな前作とは違い、生と死の狭間をもっとも感じ取らせる…重い雰囲気を持ったキャラとして描かれておりますね。
前作のTHE FIRSTでは、本郷猛を通し…改造人間の精神的な苦しみを表現し、今作THE NEXTでは一文字を通し…肉体的な苦しみを表現しているように感じ取れます。
今まで多くのライダーシリーズが作られてきましたが、ここまで…非人間である苦しさを前面に出した作品は、数少ないのでは無いでしょうか。
そういった意味でも、私はこのシリーズの深さを感じ取れ、気に入っております。
そして、第3の改造人間。
仮面ライダーV3=風見志郎(加藤和樹)。
TVオリジナルでは、victoryという意味で名づけられておりましたが、今作では…Version 3という意味らしいですね。
つまり…ホッパー型改造人間Ver3ということらしいです。
(…という事は、TVシリーズとは違い、トンボがモチーフでは無いんだw)
ある日突然手に入れた“力”に酔いしれている男。
元々IT業界の社長という設定のため、優れた能力を重視するという性格は良く合っていると思います。
しかし、ショッカーの計画によって多くの部下が殺されたり、自分の妹に不可解な噂が流れているのに平然としているというのは、どうかと(笑。
もっとも、ヒロイン…琴美の言葉で、少しずつ人らしさを取り戻していき、ショッカーと戦う事になるが。
ヒロイン・菊間琴美(石田未来)
本郷猛が勤務する高校の生徒で、風見志郎の妹…アイドルChiharuの親友。
短髪、小柄でボーイッシュ。
えっと…それだけ言ったら、うちのミオみたい(爆
でも、言葉遣いが完全に男口調なのが、残念<個人的にw<役的にはいいと思うw
連絡が取れなくなった親友Chiharuの動向を探るっているうちに奇怪な事件にまきこまれていく。
今作は、ホラー要素も高いため、純粋にホラー映画としてみれば、おそらく彼女が主人公ですね。そういうポジションです。
アイドル Chiharu=風見ちはる(森絵梨佳)。
人気絶頂のアイドル歌手。だが…新曲を聞いたものは不可解な死を遂げるという、都市伝説めいた噂が流れ、また…彼女自身にも謎があるという設定。
ネタバレだが、本物のChiharuは同じ事務所の同期達にその人気を怨まれ、事故に遭い…芸能活動ができないような醜い姿になってしまう。
そのため、自身に失望し…自殺をする。(実際はそれだけでなく、ショッカーの実験の犠牲にもなっており、怪人として生きている)
自殺を隠蔽する事務所は、その同期の者たちに整形を施し…Chiharuとして活動をさせていくが、彼女らも…謎の不可解な死を遂げる。
ぶっちゃけ…ホラー映画で言えば、貞●のようなポジション(爆
でも、包帯女はマジで怖かった。
ホラー要素があることは知ってはいたけど、見ている最中…何度ドキッ!!としたかw
メインキャラはこういった感じでしょうか。
ストーリーは、本郷猛がショッカーを裏切ってから2年。
彼は城南大学付属高校で教師を務めていた。
同時期、世間では人気絶頂のアイドル Chiharuが出した新曲を聴いた物は、顔中を切り刻まれ死亡するという、都市伝説のような噂が流れていた。
本郷が受け持つクラスの生徒、菊間琴美は連絡の取れなくなった親友Chiharuの動向を調べるため、独自に行動していたが、噂の死亡事故に関わったことや、仮面の戦士に変身し、ショッカーと戦う…本郷猛を目撃した事もあり、行動を共にするようになる。
本郷と共にChiharuの兄…風見志郎の元を訪れる。
しかし、風見もショッカーの改造人間、ホッパー型改造人間Ver3・V3であった。
妹の安否を考えず、自身の力に酔いしれている風見に、琴美は罵声を浴びせる。
V3と…本郷と同タイプの6人のホッパー型改造人間(ショッカーライダー)に襲われる本郷。
そんな本郷の危機を救ったのは、リジェクションで苦しむ…もう一人のホッパー型改造人間・仮面ライダー2号=一文字隼人であった。
Chiharuを追っているうちに、現在活動しているChiharuが偽者である事。
そして…ナノロボットを利用した、人類改造計画を企てているショッカーの野望を知る本郷と琴美。
リジェクションに苦しむ一文字を気遣い、たった一人でショッカーの計画を潰そうとする本郷。
プロダクションの同期の娘たちによって自殺を計ったChiharu。そして…その復讐めいた思念が生んだ、包帯女(クラゲ型改造人間になって生きているChiharuの思念でもある)が起こす、数々の殺人事件を食い止めようとする琴美。
ここからは、クライマックス!!
完璧にネタバレだ!!
警告しておくぞw
ショッカーの計画を潰すために、ただ一人立ち向かった仮面ライダー1号。
その前に立ちはだかるのは、ナノロボットによる改造によって生まれた…新型改造人間、シザースジャガー。チェーンソーリザード。そして…6人のショッカーライダー。
6人のショッカーライダーは、本郷と同性能。
シザースジャガーとチェーンソーリザードは、己の腕を武器に変化させる(カタワクオンナか、シアみたいなものww)という能力を持っており、ハッキリ言って勝てる状況ではない。
でも、やっぱり…来た!!
前作でも美味しい所で登場!!
仮面ライダー2号=一文字隼人。
リジェクションで動くのもやっとのクセに、「俺は不死身だ。」
相変わらず、お約束的なキザが…カッコイイんだな。
いや、マヂに…病弱2号は…凄いぞ。
仮面越しに吐血するシーンがあるのだが、その悲壮な雰囲気が凄くいいのだ。
そんな一文字と共に戦い続けているからだろう、本郷の台詞には…もう友情とかを超えた、二人にしか通じ合えないような魅力がある。
(必要以上?に心配する本郷に対し、「男同士でキモイんだよ」と退ける一文字の姿には、なんか…クスッ!と笑いながらも、ジーンと来るものがある)
それでも、旧型改造人間の二人だけでは限界がある。
そこに真実を知り、そして…「誰かのために」と志をもったV3が救援に入る。
例のごとく、TVオリジナルをモチーフとした、決めポーズをする3人のライダーには、鳥肌が立つような興奮があるぞ!
ダブルライダーVSシザースジャガー。
V3 VS チェーンソーリザード。
そしてその間、Chiharuの全ての真実が明らかになっている。
このChiharuが絡むシーンは…完全にホラー。そして…この間の主役は、どうみても琴美w
同期の娘達によって、配電盤に激突…全身が醜く焼きただれたChiharu。
だが、彼女の悲劇はそれだけでは無く、実は風見と同様に、知らぬ間にナノロボットによる改造を受けていたのだ。
改造の影響+事故による火傷。
この二つの偶然が、彼女を醜く…恐ろしく、そして…哀しい怪物に変えていた。
ハッキリ言って、特殊メイクは…もう少しかな~?という感はある。
でも、あの姿は…結構来るものがあるぞ。
なんだかんだ言っても、正視するのは…辛かったな。
そして、その彼女も…琴美に自分を止めて欲しかった。
兄、志郎に自分を殺してもらいたかった。
この先はあえて言わないけど・・・、まぁ…3人のライダーは無事だし、続編があってもおかしくない終わり方。
ぶっちゃけ、ファンだけど…映画としての出来は、そこまで期待していなかったんですよ(爆
でも、予想以上に良かった。
特にホラー要素を強く出したというのは、これは正解だと思います。
でも…
個人的感想!!
(文句は受け付けないぞ。あくまでも個人感想だ!!)
アクション面は、痛みを感じさせるアクションという事で、前作より爽快感を無くしたと聞きます。
たしかに、痛々しいアクションで、ソレはソレで悪くないと思う。
でも、クライマックスは…やはり爽快感を出して欲しかったというのが本音。
映画を見ながら応援しているんですよ。ライダーを!
そして…口には出さないけど、心の中で…叫んでいるんですよ。技名をww
「V3~~っ、反転キィィィック!!」ってねw
だから、それだけに…ライダーらしい、爽快なアクションも残して欲しかったと思っております。
そして、もう一つ。
ホラー要素は、本当に良かった。
でも…あくまで要素であって、ホラーにしては不味いと思う。
どういうことかと言うと、不可解な殺人を起こしていたのは、Chiharuの思念が創りあげた包帯女でしょ?
コレだと、やっぱ…ホラー映画の設定なんだと思うんですよ。
ライダーは、SF系だけど…ファンタジーやホラーでは無い。
だから、強引でも…ムチャクチャでもいいから、理論的な設定にして欲しかったというのがあります。
ごめんなさい、もう一つあったww
V3。彼もナノロボットによる改造人間。つまり…シザースジャガーやチェーンソーリザードと同タイプの改造人間ですよね。
だったら、武器変形が無いと設定上おかしいのではないかと。
だから、もし…私だったらこういう設定にします。
改造人間は、前作のライダーやバット・そして今作のショッカーライダーまで、同タイプ。
Ver2。これがシザースジャガーなど、武器を変形させる機能をもった改造人間。
そして、Ver3。
ナノロボットにより、細胞単位で機能化された改造人間。V3. そして…Chiharu.
Chiharuの場合は、細胞のみの行動も可能で、偽のChiharuを演じていた同期の娘たちに付着し、彼女達と接した人間に、その細胞から具現化した包帯女が殺人を起こす。
私だったら、こういう設定にしたと思います。
まぁ…素人考えですけどねw
でも、ダメ出しみたいな事も言いましたが、見て良かった!!
それは、マヂで思っております。
そして、続編・・これも期待しております(爆
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